SEO対策を噛み潰したよう

SEO対策を行う上で知っておくべきことに「クローラー」という言葉があります。クローラーとは検索エンジンがサイトを訪れる際に使うロボットで、クローラーは定期的にサイトを巡回し、そのサイトの情報をデータベースに持ちかえります。持ちかえったデータベースは、再評価され、それに応じた検索順位に収まります。これが順位変動が起こる仕組みです。クローラーは定期的に巡回しますが、クローラーがサイトを訪れる頻度はそのサイトの状況によって大きく差があります。ページ数が多く、良質な被リンクを多数受けているサイトほど頻度は高くなります。クローラーがサイトを訪れない事にはSEO対策は始まりませんので、サイトをしっかりとクローラーに見つけてもらえるよう、サイト開設時にはGoogleにURLを推薦して、早い段階でインデックスしてもらえるようにしましょう。

SEO対策をやっていますと、どうしても焦って早く効果を出したいと考える方は増えてきます。そうした焦りというのは誰もが感じてしまうものですので心配いりません。大事なのは、焦ったときに効果を発揮させるために欲張ったSEO対策をしてしまわないことです。基本的に、SEO対策に使うキーワードは少ないほうが良いのです。例えば、複合キーワードで二つのキーワードを近接して使うような場合は効果的なのですが、これらの複合キーワードに加えてさらに関係のありそうなキーワードを一杯混ぜてしまいますと、検索エンジンはどれが主張したいキーワードなのかがわからなくなってしまい、適切な評価をしてくれなくなってしまうわけです。一つの記事やコンテンツの中に、入れたいキーワードは最高でも２つか3つかベターです。欲張った行為は逆効果を生むということを知っておいてください。